管理栄養士向けライター講座を受講して仕事が広がった|落水さんの実例
管理栄養士としてヘルスケア記事を書いてみたいと思っても、「参考文献はこれでいい?」「この表現はどこまで言っていい?」と迷うことは少なくありません。
今回お話を伺った落水陽香里(おちみず ひかり)さんも、ヘルスケアライティングを学ぶ前から記事執筆に取り組んでいましたが、参考文献の選び方などには自信がなかったといいます。
ヘルスケアライティングアカデミーで学んだことで、記事を書くときの考え方や仕事への向き合い方はどのように変わったのでしょうか。

記事は書いていた。でも、参考文献選びには自信がなかった
ひかりさんは、ヘルスケアライティングアカデミーを受講する前から、添削を受けながら記事執筆に取り組んでいました。ただ、特に迷いがあったのが参考文献の選び方です。
ひかりさん執筆はさせてもらっていましたが、正直、参考文献の選び方に自信がなくて。添削でいろいろアドバイスをもらって、なんとか執筆していた状態でした。
添削を受けられる環境では記事を書けても、その状態で他社の案件に挑戦することには不安があったそうです。記事を書く経験は積んでいても、自分ひとりで判断することにはまだ迷いがある。そんな段階で、ひかりさんはヘルスケアライティングアカデミーを受講しました。
特に印象に残ったのは「テーマ提案」の考え方
アカデミーでの学びの中で、ひかりさんが今も特に役立っていると感じているのが「テーマ提案」です。受講前は、自分が書けそうだと思うテーマを考え、その後に参考文献を探していたそうです。



自分が書けそうなテーマを、リサーチもしないで提案していました。でも実際にエビデンスや参考文献を探してみると全然なくて。テーマ選びを間違えたなと感じることも多かったです。
そこで学んだのが、テーマを提案する前にリサーチをすることです。どのような参考文献があるのか、どこまで科学的根拠をもって書けるのかを確認してからテーマを決めるようになりました。



リサーチが一番大切であるということと、そのリサーチの方法を学べたことが、今でも印象に残っています。
テーマを決めてから根拠を探すのではなく、先に根拠を確認してからテーマを提案する。この順番を学んだことが、その後の執筆の土台になっていきました。
書く前の準備が変わり、執筆がスムーズに
テーマ提案の方法を変えたことで、実際の記事執筆にも変化がありました。
文章を書くこと以上に、リサーチに時間をかけているというひかりさん。提案する段階で参考文献までリサーチし、「このテーマなら書けそう」と確認してから進めるため、執筆に入ってから迷うことが少なくなったそうです。



最初は本当に何日も何日も悩んで、文献が見つからないということをしていました。
今はテーマ提案の時に参考文献までリサーチをして、これは書けそうだなということが分かってからテーマ提案をするようにしています。そのおかげで、どのテーマが選ばれてもちゃんとスラスラ書けるようになりました。執筆時間も短くなったと実感しています。
書く前の準備の仕方が変わったことで、執筆全体がスムーズになったそうです。
添削で自分では気づけない癖や間違いを知る
ひかりさんが、アカデミーのサポートの中で特にありがたかったと話すのが「添削」です。講義課題で、実際にヘルスケア記事を執筆し、添削を受けながら記事を仕上げました。



添削によって、自分では気づいてなかった癖や、参考文献の選びの間違いを教えてくれるサポートが本当にありがたかったです!
ヘルスケア記事では、文章が読みやすいだけでなく、参考文献の選び方や情報の扱い方も重要です。自分では「これでいい」と思って進めている部分ほど、ひとりでは間違いに気づきにくいこともあります。
実際に書いた記事を見てもらい、どこを修正すればよいのかを知る。その経験を重ねたことも、ひかりさんの自信につながっていきました。
学んだことで、他社案件にも挑戦できるようになった
ヘルスケアライティングの基礎を学んだことは、仕事への向き合い方にも変化をもたらしました。
受講前は、他社の案件に応募することに不安を感じていたひかりさんですが、受講後はライター募集をしている企業にも自分から応募するようになりました。



ちゃんと学ぶことによって自信がついたので、勇気を出して案件に応募することができました。
学んだからといって、不安がすべてなくなるわけではありません。それでも、参考文献の選び方やリサーチの方法など、自分で判断するための基礎ができたことが、次の行動につながりました。
AI時代にも役立つのは、ライティングの基礎
現在は、AIを使って記事を書くことも珍しくなくなりました。ひかりさん自身も、見出しを考えたり、文章をチェックしたりする場面でAIを活用しています。一方で、リサーチや参考文献の確認、記事の内容を判断する部分については、自分で確認することを大切にしているそうです。
最近では、すでに作られた記事を管理栄養士としてチェックしたり、監修したりする仕事も増えているとのこと。そうした仕事でも役立っているのが、これまで自分で一から記事を書き、リサーチや参考文献選びを重ねてきた経験です。
どこを確認すべきか、どの表現を見直す必要があるのか。基礎を学び、自分で書いてきた経験があるからこそ、AIが作った文章に対しても内容を適切に判断できるようになっています。
自信がないからこそ、基礎を学ぶことが次の一歩になる
参考文献の選び方に自信がない。どこまで書いていいのか迷う。そんな不安があると、ライター業に興味があっても、なかなか一歩を踏み出せないかもしれません。
ひかりさんも、最初から自信を持って書けていたわけではありません。リサーチの方法や参考文献の選び方を学び、添削を受けながら経験を重ねることで、少しずつ自分で判断して書く力を身につけていきました。
ヘルスケアライティングは、文章を書く技術だけではなく、科学的根拠を探し、情報を判断し、読者に伝える仕事です。「興味はあるけれど、自分にできるのかな」と迷っているなら、まず基礎を学んでみることが、ライターとしての次の一歩につながるかもしれません。









