管理栄養士のスキルアップに学会は必要?参加前に知っておきたいこと

セミナーに参加する女性

管理栄養士として働いていると、「もっと勉強したい」「専門性を高めたい」「スキルアップするには何をしたらいいのだろう」と感じることがあります。研修やセミナー、書籍など学び方はさまざまですが、その一つに「学会」があります。
一方で、「学会って研究をしている人が行く場所では?」「自分には関係ないかも」と思う方もいるかもしれません。
今回は、情報収集という視点から学会参加の意義について考えてみたいと思います。

目次

学会は研究発表をする人だけのもの?

学会というと、研究発表をする人のための場所というイメージを持つ方も少なくありません。もちろん研究成果を発表することは学会の大切な役割です。しかし実際には、発表を聞くために参加している管理栄養士もいます。
学会では、「今どんな研究が行われているのか」「どんなテーマが注目されているのか」「現場ではどんな課題があるのか」を知ることができます。
普段の業務だけでは出会えない考え方やテーマに触れられるのも学会の魅力です。

情報収集として学会に参加するメリット

学会に参加すると、最新の研究動向を知ることができます。
また、「そんな視点があったのか」「その考え方は面白いな」と新しい発見につながることもあります。研究結果そのものだけでなく、研究者の問題意識や着眼点から学べることも少なくありません。
さらに、普段は接点の少ない研究者や他領域の管理栄養士の考え方に触れることで、自分の視野を広げるきっかけにもなります。

参加するだけでスキルアップできるわけではない

セミナー風景

ここで知っておきたいことがあります。
それは、「学会で発表された内容が、そのまま正しいとは限らない」ということです。
学会ではさまざまな研究が発表されます。しかし、対象者や研究方法が違えば結果も変わりますし、一つの研究だけで結論を出せることはほとんどありません。
だからこそ、「学会で聞いたから正しい」ではなく、「なぜそう言えるのだろう?」と考える視点が大切になります。

実は発表よりも面白い?質疑応答という学び

学会というと発表を聞く場というイメージがあります。しかし、発表後の質疑応答やディスカッションにも多くの学びがあります。「研究者がどんな質問を受けるのか。」「どのように考え、どう答えるのか。」そこから研究の限界や解釈の違いが見えてくることがあります。
もちろん、最初からそうした視点を持つのは簡単ではありません。だからこそ、「こんな見方もあるんだ」と他の人の考えに触れることにも価値があります。

一人で参加するより、みんなで参加する価値

学会では短時間でたくさんの情報に触れます。その中で、面白いと感じるポイントも、疑問に思うポイントも、人によって異なります。一人では気づかなかった視点も、誰かと話すことで見えてくることがあります。
「この発表のどこが面白かった?」「本当にそう言えるのかな?」などのような対話が、新たな学びにつながります。

EBNラボが学会ツアーを行う理由

EBNラボが学会ツアーを企画する理由は、最新情報を仕入れるためだけではありません。学会発表を題材に、一緒に考えたり、疑問を持ったり、意見交換したりするためです。
学会を、「答えを教えてもらう場」ではなく、「考えるきっかけをもらう場」として活用したいと考えています。一人では少しハードルが高く感じる学会も、仲間と一緒なら新しい発見や学びにつながるかもしれません。

「学会なんて関係ない」と思っていた方へ

学会に参加する目的は、人それぞれです。
研究発表のために参加する人もいれば、情報収集や視野を広げるために参加する人もいます。
「普段とは違う考え方や価値観に触れ、自分自身の視野を広げる。」それも、学会の価値の一つです。
一人では少しハードルが高く感じる学会も、仲間と一緒なら新しい発見につながるかもしれません。ぜひ一緒に参加してみませんか?

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